日本の近代美術史に比類なき足跡を残した岸田劉生(1891-1929)。
劉生といえば愛娘を描いた「麗子像」が代表作として挙げられますが、肖像画だけでなく、静物画、風景画といった多彩なジャンルで独創性豊かな傑作を残しました。
没後90年を記念して、今回の展示には初期の水彩画から38歳で急逝する直前に描かれた風景画まで、珠玉の作品150点余が日本各地から一堂に名古屋に揃います。
この機会に劉生芸術の真髄をどうぞご堪能ください!
本展のみどころ
劉生は、東西の美に傾倒しながら、独自の美意識をもって自分の信じる絵の道を歩み続けました。 展覧会では年代順に作品を紹介し、劉生の画業の変遷を辿ります。
「劉生の首狩り」と言われた肖像画の数々、そして自画像に風景画に静物画。 没後90年という特別な機会だからこそ出品可能となった、初期から晩年までの名作を厳選して展示します。
劉生と言えば麗子像。 重要文化財《麗子微笑》をはじめ、《麗子坐像》、《童女舞姿》を含む、あの麗子も、この麗子も… さまざまな麗子が一堂に揃います。
展覧会名没後90年記念 岸田劉生展会期2020年1月8日(水)~3月1日(日)開館時間午前9時30分~午後5時、金曜日は午後8時まで
(入場は閉館の30分前まで)休館日毎週月曜日(1月13日、2月24日は開館)、1月14日(火)、2月25日(火)
主催名古屋市美術館、中日新聞社、日本経済新聞社、テレビ愛知後援愛知県・岐阜県各教育委員会、名古屋市立小中学校PTA協議会協賛大日本印刷、トヨタ自動車、損保ジャパン日本興亜特別協力東京国立近代美術館協力
名古屋市交通局、JR東海、近畿日本鉄道