フランス北東部の古都、ランス。歴代国王の戴冠式が行われた歴史とともに、シャンパンの産地としても有名です。ランス市と名古屋市は2017年に姉妹都市提携を結び、当館とも縁の深い藤田嗣治などの名品をご紹介する「ランス美術館展」を開催しました。本展覧会では、再び同館の名画が来日。ランス市が誇る至高の風景画コレクションを中心にご紹介します。
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー《イタリアのダンス》(部分) 1865-70年 油彩/カンヴァス ランス美術館蔵 Inv. 887.3.1 © MBA Reims 2019 / Photo: C.Devleeschauwer
戸外制作をおこなったバルビゾン派の画家たちや、“空の王者”と賞賛されたウジェーヌ・ブーダン、そしてモネ、ルノワール、ピサロら印象派の選び抜かれた作品が来日します。なかでも注目は、木立や水辺を繊細かつ詩情豊かに描き出した作品で現在も高い人気を誇る、カミーユ・コロー。今回はコローの油彩画の傑作16点をまとめてご覧いただける、名古屋では初めてのたいへん貴重な機会です。アトリエを飛び出し自然の光や大気の変化を捉えようとした画家たちによる、19世紀フランス風景画の展開をご堪能ください。
※土日祝日は日時指定券のみ販売します。
★平日限定券
一般:1,400円(税込)・中学・高校生:900円(税込)
★土日祝日・日時指定券
事前予約購入の場合
一般:1,500円(税込)・中学・高校生:1,000円(税込)
当日購入の場合
一般:1,600円(税込)・中学・高校生:1,100円(税込)
詳細は、公式ページをご覧ください。
ランス美術館コレクション 風景画のはじまり コローから印象派へ
◆展覧会名:ランス美術館コレクション 風景画のはじまり コローから印象派へ
◆会期:2021年4月10日(土)~6月6日(日)
◆開館時間:午前9時30分~午後5時、
※金曜日は午後8時まで(いずれも入場は閉館の30分前まで)
◆休館日毎週月曜日(5月3日は開館)、5月6日(木)
※4月29日から5月5日までは休まず開館
◆主催:名古屋市美術館、中日新聞社、テレビ愛知
◆後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、名古屋市立小中学校PTA協議会
◆協力:日本航空
◆企画・監修:ランス美術館
Exposition produite et gérée par le Musée des Beaux-Arts de la VILLE DE REIMS ENFRANCE
◆企画協力:ブレーントラスト