国際デザインセンターは、20世紀のデザイン史において日本の産業デザインにも大きな影響を与えた
1930年代アール・デコ期のアメリカのデザイン製品を所蔵しています。
コレクションは、家具や食器などのプロダクト製品からグラフィック作品までライフスタイル全般にわたる多様なもので、
作品数は約2,000点余りにおよびます。
今回、設立30周年記念事業の一環として、これらのコレクション作品をより多角的な視点でご紹介する“リクエスト”展を開催します。
名古屋地域のデザイナーやデザイン団体関係者、デザイン教育関係者やデザインを学ぶ学生など、
さまざまなデザインの視点で選ばれた“おすすめ・お気に入り・見てみたい”リクエスト作品を中心に、
約100点を公開、リクエストコメントとともにご紹介します。
大量生産時代をむかえた1930年代は、社会的にはじめて「デザイナー」という職業が認識されるようになった時期であり、
アメリカで登場したこのデザイン様式は、20世紀の社会や産業構造の大転換期を反映するものです。1940〜50年代には、
日本は無論のこと、世界中の製品デザイン、生活様式に強い影響を与えることになったアメリカが、
独自のデザインスタイルをつくりあげた1930年代当時のデザイン製品を時代背景とともにご覧ください。
<出品例>
LIFE創刊号/1936年11月23日号/タイム社
<会場> 国際デザインセンター 4F デザインギャラリー、2Fアトリウム
名古屋市中区栄3-18-1
<日時> 2月15日(水)〜 2023年2月19日(日)
11:00 〜 19:00
<休日> 無休
<費用> 無料
<主催> (株)国際デザインセンター
<協力> 中部デザイン団体協議会
<問い合わせ先>
(株)国際デザインセンター・事業部 052-265-2105、
デザインギャラリー(会期中会場専用)052-265-2126