画集などでかつて目にした、あの作品も、 この作品も、ビュールレ・コレクションだったのか! と驚く方も少なくないはず。
今回はコレクションから精選された64点の傑作の数々をご覧いただきますが、 約半数が日本初公開です。
この至上のコレクションは2020年にチューリヒ美術館の新館に移管されるため、 日本でまとめてご覧いただけるのは今回が最後の機会になります。
どうぞお見逃しなく。
ビュールレ・コレクションには、モネ、ゴッホ、セザンヌなどの傑作が
数多く含まれ、近代美術の精華ともいえる本展の出品作品、
約60点の半数は日本初公開です。
なかでもモネの代表作の一つ、高さ2メートル×幅4メートルの大作
《睡蓮の池、緑の反映》は、これまでスイス国外には一度も出たことがありませんでした。
日本人がまだ見たことのないモネの「睡蓮」。
門外不出といわれたモネの最高傑作をこの機会にぜひご覧ください。
印象派を代表する画家、クロード・モネ(1840-1926)。
モネが最晩年の大作「睡蓮」に着手してから約100年がたちました。
2018年、名古屋市美術館では開館30周年を記念し「モネ それからの100年」に続き
「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」が開催されます。
その両展に、モネが描いた睡蓮の作品が展示されることを記念し、
フラリエに睡蓮の池をご覧いただけます。
7月31日(火)から8月31日(金)までの平日(休館日を除く)は、
学生証の提示で高校生の観覧料が無料となる「高校生無料デー」を実施します。
この「高校生無料デー」の実施を記念して、高校生限定の作品解説会を開催します。
作家や作品にまつわるエピソードを聴けば、名画鑑賞がグーンと楽しくなるよ。
日時:①8月3日(金)16:00~17:00
②8月24日(金)16:00~17:00
15:30~ 受付開始(当館2階講堂にて)
16:00~ 学芸員による見どころや作品解説
17:00~ 展覧会鑑賞⇒自由解散(閉館時刻は、20:00です。)
※両日とも、同じ内容です。
定員:各日180名(当日先着順・事前申込不要)
講師:深谷克典(名古屋市美術館副館長)
会場:名古屋市美術館2階講堂
参加費:無料 (必ず学生証をお持ちください。)